くま's倶楽部 車椅子でも行ける旅 Act.6 (2004.10.9作成 2006.9.8修正)

エストニア ラトヴィア リトアニア バルト三国 世界遺産の旅

2004年9月17日(金)〜26日(日)

1.日本からESTONIA  2.LATVIA  3.そしてLITHUANIA  4.旅の情報

 L I T H U A N I A


いつから、誰がここに十字架を立てたのか...
ソ連がブルドーザーで壊しても、世界中の人々が十字架をささげ続けました。
ラトヴィアで、この「十字架工芸とその象徴」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。

<<9月23日(木)>>

  宿を出て2時間ほどで「十字架の丘」に着きました。
  国境を越えリトアニアに入って最初の観光ポイントなのですが...失敗しました現地のお金を用意していません。お土産が買えない...\(_ _;) ここは世界中から十字架が集る丘で、旧ソ連も何かの理由を付けて排除しようと頑張った経緯はあるのですが、その度に復活した歴史もあるようです。


気になったのは「静」の風鈴。なぜか旧漢字の「靜」なってるぞ(^^;

  さて、運ちゃんにお願いして、途中の街でお金を手に入れてからカウナスと言う街に来ました。
  リトアニアのお金は、1リタス約40円。完全に金銭感覚がおかしくなっています。\(_ _;)
  リトアニアで杉原千畝の名前を思い出す方もいるでしょう。日本のシンドラーとして有名なユダヤ人を助けた人間です。その杉原さんは、ここカウナス にいました。
  ここでまずはお昼です。
  レストランは地元でハニービールで有名なAVILYSレストラン内でビールを醸造しています。おいしいよ。
  →はAvilysのコースター。葉書になっていて実際日本にも届きました(^^
  結構内陸なのですが、メニューは以外と魚でした。おいしかったよ(^^

Garden flesh mixedsalad/Roast pike-perch with green butter/Yougult patty of strawberries
  Avilysでガイドさんに会い、カウナス市内の観光に出発です。
  カウナス城←は遠目から見ると赤いレンガがとても綺麗。
  カウナスを一望するには、本当に短いケーブルカーを利用して丘の上から見る事ができます。

「カウナス」は二つの川が合流する事から「結婚の象徴」「結婚の街」と言われています。
  市内観光中、カウナス大学のトイレを借りました。はっきり言ってきちゃない(^_^ゞ
  そのトイレ、灯りが真っ青なんです。
  これは、麻薬を注射する時血管が見えないようにするためのもの。こんな所にバルトの影が見えてきます。
  写真は旧日本領事館の杉原千畝記念館で、当時使用していた物がそのまま展示され触れる事ができます。
  カウナスから首都ヴィリニュスへ。この日はホテルでお食事。しかし、ここはバイ
キング形 式なんですね。 食べ放題は確かにありがたいんですがバイキングは朝食だけでいいな(^_^ゞ
  何か食べるだけの食事はいやぢゃ。ある意味作る方の手抜きですよね。


メインがハンバーグとチキンに芋、サラダ5種類にデザートもいっぱい

<<9月24日(金)>>

  現在のリトアニアは、北海道の8割程度の大きさですがかつてはヨーロッパ最大の国でもありました。その頃の名残が←トゥラカイ城です。
  とても車椅子では中には行けませんが、皆で島を、城の周りを散歩しました。とても気持ちがいいコースですよ。
  城の前のヨットは、観光客を乗せて湖をクルージングしてくれます。今回はパスしましたが、天気がよかったら、ぜひのんびり乗ってみてもいいかな(^^

  最後に散策する世界遺産ヴィリニュスは、かつてから国があったと言う事で、他の二都市とは全く規模が違い巨大で新しい街に融合しています。

  実はガイドさんに紹介してもらった安くてうまくて飲める店に行く途中だったんですが...地図が間違っていて行き着けませんでした。(^^メ)
  この時ヴィリニュスは、街中で道路工事等をやっていて、別な意味で旧市街を歩くのが大変でした。
  石畳は段差の小さなものが多く、三国中一番車椅子にはやさしかったと思います。ただ、本当に広い上に坂も多いので、一日かけてゆっくり歩きましょうね。


大聖堂と、そこでやっていた新劇団の天子のイベントの天使(^^


お昼に入ったバーで頼んだメニュー これで一人10リタス400円程度〜♪
  ヴィリニュス旧市街には、カトリック、プロテスタントロシア聖教ユダヤなどの教会が仲良く建てられその数は3,000もあるのだそうです
  16世紀に建てられた聖アンナ教会では結婚式ラッシュでした。
  ヴィリニュスは思った以上に開発が進んでおり、そして何より、人々がパワフルです。
  世界の十字路らしく、あらゆる人種や宗教をそのまま飲み込み吸収そして仲良く暮らしているのです。
  現地のガイドさんが言っていました。「この国は世界で最も平和な国」その言葉は、本当は戦前のサラエボで言われていたのです。バルト三国の平和が続く事を祈りつつ、ヴィリニュスの日は暮れていきました。

最後の夕食はホテル前の中華♪ここのキーワードは「甘い、多い」でした(^_^)/~

現実に戻るように旧市街から最新のホテルへ
<<最後に>>

 今回の旅を行うのに、沢山の方の協力をいただきました。特にお世話になった方を紹介して、お礼に代えさせていただきます。本当にありがとうございました。
(株)フルソフィアプランニング・バルチックツアー様
 現地手配でお世話になりました。担当の天野さんに本当に感謝しています。もし、バルト三国を旅したいと思っ た時は、ぜひ相談してみてください。お勧めです。
在日エストニア共和国大使館様
 大量の日本語パンフレット、ありがとうございました。おかげで参加者が集まりました。感謝しています。
在日リトアニア共和国大使館様
 資料を頂きました。ありがとうございました。

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