ヨーロッパの原風景と中世の文化体験
ドラキュラと世界遺産の旅
10月6日(金)〜15日(日)のはずが16日(月)
8泊→9泊11日
旅は目標より一人足りない(T‐T)9人での出発予定が、 みやこうせいが愛した世界、200年前の文化を体験してきました。 |
<<旅の詳細>> 旅の期間:10月6日(金)〜15日(日) 8泊10日 ・・・のはずが、16日(月)で9泊11日 黄金に輝く紅葉の時期です。 使用航空会社:オーストリア航空 参加費用:318,000円 参 加 者:車椅子使用者2名(男女1名ずつ) 全盲者1名 健常者5名(現地参加1名) 計9名 ルーマニア大使館:http://www.ro.emb-japan.go.jp/ ルーマニア政府観光局:http://www.romaniatabi.jp/ <<世界遺産>> マラムレシュ地方の木造教会群 TBS NHK モルドヴァ 五つの修道院 TBS その他 ドラキュラの街シギショアラ TBS <<使用ホテル>>
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<<スケジュール>> 10/ 6(金) 成田発10:40=(OS052)=16:00ウィーン 17:00=(OS721)=17:45ブダペスト Baile Felix泊 10/ 7(土) オラデア観光後 マラムレシュ州ボティーザ村へ ボティーザ泊 10/ 8(日) 民族衣装の礼拝、ツイカ醸造所見学、 牛の乳搾り体験 ボティーザ泊 10/ 9(月) アニマルマーケット、陽気な墓地見学、 世界遺産「木の教会」見学 ボティーザ泊 10/10(火) 世界遺産「五つの修道院」見学 ベロネッツ泊 10/11(水) 世界遺産「五つの修道院」見学、ビカズ渓谷、 ラクロシュ湖散策、ケーキ作り体験 トゥシナド泊 10/12(木) ブラショフ市内散策、世界遺産ドラキュラ伯爵の 「ブラン城」、ペレシュ城見学 スナゴフ泊 10/13(金) ブカレスト市内観光 ブカレスト泊 10/14(土) 帰国・・・のはずが、もう一日ブカレスト観光・泊(^_^ゞ 10/15(日) ブカレスト8:45=(OS7012)=9:20ウィーン 14:00=(OS051)=10/16(月)8:40成田着 |
<<10月6日(金)日本大雨、現地快晴>> 始まりはいつも雨... 歌の文句ぢゃないけれど、日本はこの日大荒れの天気で、旅の間分ぐらい濡れて成田に到着。午前の便には欠航も出たという天気の中の出発です。どうなる事やら(^_^ゞ ハンガリーのブタペスト空港でガイドのRoxana、そして現地参加のMさんと無事合流して、一路ルーマニアへ向かいます。ハンガリーとルーマニアは時差が一時間、国境→を超えた所で戻します。 |
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<<10月7日(土)快晴>> ホテルの朝食はルーマニアの食材のオンパレード。でも意外と日本人に合うんですね。
ここで全員、CD機からお金を下ろしたり外貨を換金したりします。この先は田舎でお金は下ろせないからね。
プチ観光を終えて一路マラムレシュ州のボティーザ村へ。途中バスが警察に止められて1時間もロスするハプニングもあり、5時間近くかかっちまったい(^^メ) |
<<10月8日(日)快晴>>
この時期ボテーザ村では、朝のうち濃い霧があたりを覆い、10時過ぎまで日が差さないのと、気温が一桁まで下がります。それでいて太陽が照り始めると、一気に気温が上がり始めるんですね。朝はかなり寒いです。
さて、ボティーザ村は200年前の文を残し、昔のヨーロッパがどうだったのかを知る事ができると、今欧米で大ブレイク中の地域です。日曜日には民族衣装を着て、みんな教会に集まって来るんですね。 |
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午後からはルーマニアの伝統のお酒「ツイカ」の醸造所の見学です。 |
右の写真は、川の水の落差を利用した絨毯の自動洗濯機。 水が流れ込む所に何枚か板を外した樽を置き、中で渦を巻くように造られています。ここで大きな絨毯を洗うそうです。 これも自然に根付いたボティーザの知恵なんですね。また、この水の力を利用してトウモロコシの粉引きもやっていました。 しかし、たしかに川の水は綺麗でしたが、ゴミが結構落ちていたのが気になるんだよね(^_^ゞ |
ボティーザの牛たちは、朝自分で牧草地に行き、夕方6時近くなると勝手に帰ってきます。命名「ノラ牛」。その他にノラ馬も沢山。みんな働く動物たちです。 |
こんな小さな子も機を織ります。自慢げに織り機を見せてくれた子は、さっきまでおもちゃ(子豚)と遊んでいた子達。小学校の1年ぐらいでしょうか。 こうやって遊びの中で仕事を覚えていくんですね。 ちなみにこの村では羊の乳でチーズを作ります。まだこの時期には山にいるそうで、チーズ作りは山に行かないと体験できないそうです\(_ _;) |
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地元の子供と遊んいると(コマを持ってきて教えている人もいたよ。)牛たちが勝手に帰ってきます。 で、夕方6時になったら乳搾り〜♪おかあさんは流石にうまい!私たちも体験させてもらったよ(^^ 結果は片手なら何とかなるんだけど、両手では出ない\(_ _;) 私たちが四苦八苦していると、この小さな子供が見かねて手伝ってくれました。実力の違いが(^_^ゞ そうして一日がふけていきました。。 |
<<10月9日(月)快晴>>
この日はアニマルマーケットに出かけました。牛に馬に羊のほか、食料品に衣料品に車の部品に...兎に角何でもある! |
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午後からは「陽気な墓地」と世界遺産「木の教会」の見学です。 陽気な墓地はこの地方独特なもので、生前どんな人だったかを絵と文章で書かれています。何となく穏やかで、働き者が多かった事がこれでわかります。本当に先祖を大切にしているんですね。 この木の教会は、ポツンと民家の果樹園の中にありました。実際個人のお宅を抜けて階段を登って行きます。残念ながら車椅子では行けません。 正直なぜこれが世界遺産なのかがわからないような教会ですが、とても落ち着く場所です。 マラムレシュでの観光はこれで終わりですが、最後に見られてよかったのかもしれません。 一番上の集合写真は、この近くの観光用に造られた木の教会で撮ったものです。多分他の教会も、行くのが大変そうです。 |
<<10月10日(火)快晴>>
昨夜には周辺の子供たちと花火をしたりして楽しく過したボティーザ村とも、とうとう別れる日が来てしまいました。こういう文化に触れる旅というのは心に残りますね。 写真はペンションMUCHEの若いご夫妻で、三日間全ての食事をお世話になりました。ありがとうございました。 ペンションで食べた食事の一部とツイカの写真を掲載します。どれもおいしく、日本人の口に合うものでした。一度お試しあれ(^^ また、この地域の給湯器って燃料が薪なんですよ(^^ お風呂にお湯を溜めて入るほどの能力はありませんが、何となく柔らかいお湯でした。 |
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この日から二つ目の世界遺産「五つの修道院」の見学です。フレスコ画がすごいですね。 実は入場料の他に写真を撮るのにお金がかかるんですよ。だからろくな写真撮ってないのが現実なんよね。 このフレスコ画は字の読めない人にわかりやすく聖書の一場面を説明するために描かれました。現在ユネスコでは一番人とお金をかけて修復しているのですが、使われた青の色が何使って描かれたのかがわからず、未だに修復が進んでいないそうです。 この日は天気もよかったので、この修道院の表でピクニックです。お昼はMUCHEでもらってきました。修道院の井戸から水をもらって皆で食べたよ(^^ おいしかった。おかみさん、ありがとう\(^o^)/ この日のお泊りは、この旅唯一の四つ星ホテルHotel Casa Elena(^^
と言っても4〜10室のコテージが集まるようなホテルです。静かでいいけど、雨が降ったら大変かな。車椅子だと、小さな段差一段で何とかなる部屋もあります。 ちなみに夜、ガイドさんと一緒に打ち合わせを兼ねて近くのバーに飲みに行きました。とても安い事に感心していると、初めて来店する日本人と、食事(つまみ)を取ったのにパンを食べない事にビックリしていました(^_^ゞ |
<<10月11日(水)快晴>>
次の宿泊先のPensiune GABYでは地元のケーキを一緒に作ろうとテぐすね引いて待ってました。皆楽しんでくれたかな? |
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ペンションGABYも家族経営。私たちが台所を占拠してしまったので、子供さんは外の車の中でふててました。ごめんね(^_^ゞお詫びに折鶴を一緒に折りました。 パパは私たちが到着早々自家製のお酒をバカスカ呑ませます。呑めない方にまで半ば無理やりです。これが結構キツイ\(_ _;) そんなパパでしたが、夜になると裏庭でキャンプファイヤーをやって私たちを歓迎してくれました。炎って何だか落ち着きますよね。こうしてこの日も暮れていくのでした。。 |
<<10月12日(木)快晴>>
朝食後ブラショフの街↓へ散策に出かけます。旧市街はどこかドイツに似た感じ。日向はとっても暖かいのでお散歩しましょ(^^ |
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ブラショブを散策していると、ちょうどお昼です。今日のお昼はここのファーストフードでお昼を買って、バスの中で食べて時間の節約する計画。何せルーマニアは道が悪いから、どのぐらい時間がかかるか今一読めないしね。 で、ガイドさんの案内で行った場所は何とKFC(ケンタッキーフライドチキン)でした\(_ _;)何でここまで来て...とも思いましたが、ここにしかないメニューもあって日本と比べて買うと面白いかも。何はともあれバスに戻って出発です。 向かったのはドラキュラ伯爵の居城「ブラン城」、言わずと知れた世界遺産です。しかしブラン城は階段や坂ばかりで、車椅子では難しいんですよね。
登れないのは仕方が無いので、下のお土産屋さんから写真だけを撮って次に向かいました。
今日のお泊りはブカレスト近郊の景勝地スナゴブ湖のほとりにある、ホテルとバンガロー形式のお宿Snagov Bungalowsです。そういえば先日もそういうホテルに泊まったぞ?もしかして土地が沢山あるルーマニア、こういうタイプの宿が空きなのかな?? |
<<10月13日(金)快晴>>
さて、市内観光は午前中で終わって、後はお土産を求めて徒歩で市内観光です。
それから何班かに分かれて市内散策に出かけます。
お土産はやっぱり市場かな。もう一度市場に戻って物色すると、小さなお菓子屋さんがありました。同じ物が2〜3つしか置いていない小さな店です。でも値段は安い。聞いてみると、みんなルーマニア製だと言います。早速お買い物。三人でほとんど買っちゃったかな(^_^ゞ
折角和服を持ってきたので、最後の晩餐ぐらいは和服でね。
最後の晩餐はホテルのレストランで。お世話になった運転手のStefanやガイドのRoxana、そしてその旦那さんも招待して大パーティーです。 |
彼女曰く、「ホテルの人が着物着物と言うから何だと思った!」と言っていました。兎に角楽しかった。旅もこれで終わりなんですね。そうして最後の日も暮れていくのでした。。 |
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<<10月14日(土)快晴>> ホテルで朝食のお弁当をもらって空港へ向かいます。 ロクサーナの旦那さんに道案内してもらったおかげで、予定よりずいぶん早く到着してしまいました。 ぶらぶらと空港内を散歩していると、何とこの空港の二階にはチャペルがあるんですね。ガイドのRoxanaも知らなかったと言っていましたが、一緒にひと時の安らぎを感じていました。 が!問題はここからです。チャックインカウンターがオープンしたので全員のチケットを集めて持って行くと、チケットの日付を指差して「Tomorro!」・・・へ?明日??え”〜っ!!何とチケットが15日の日付になっている。どうやら発券した会社が間違えたらしいのですが、今そんな事を言っている場合ではありません。空席を探してもらって何とか...と思ったのですが、満席でどうにもなりませんでした\(_ _;) |
すかさず日本の手配会社に連絡、とりあえず今日泊まるホテルを確保し、交渉して三食分の食費と移動のバスを確保します。 |
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<<10月15日(日)晴れ>> 朝6時にロクサーナが各部屋に朝食(サンドイッチにりんごなど)とを運んできました。昨日ビールを買っておいたので、それで朝食にします。 集合は6時半、空港はHotel Confortからすぐなのですが、目の前の国道が一方通行なので、結構戻ってから空港へへ向かいました。 今度は大丈夫かな。最後は運転手のステファンまで見送りに来てくれました。10日間、本当にありがとう。忘れがたい旅になりました。 仕事で二ヶ月旦那と会っていないと言っていたロクサーナ、これでやっと帰れるね。昨日ショッピングモールで買い物した食材で、旦那様に想いっきり料理して上げて下さい。本当にありがとうございました <(_ _)>" |
<<最後に>> |
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