くま's倶楽部 スキーもできる旅 Act.11in Andorra(2005.2.3 作成 2006.9.6修正)
ピレネー山脈アンドラ公国
GLAND VALIRA
(グランド・バリラ)
2005年1月15日〜23日
2004年4月に世界文化遺産に指定されたアンドラ。その実態は、とてつもなく深い谷と、いくつもの氷河に削られたボールが繋がり、スキーに最適な環境を誇っていました。 |
<<旅の詳細>>
場 所:ピレネー山脈 アンドラ公国 |
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始まりはいつも雨...
1月15日(土)、関東地方は南から来る低気圧と寒波から来る雪が降る寸前で、冷たい雨が降っていました。 |
シャルルドゴール空港 しばらくぶりに訪れたこの空港、いつの間にかターミナルにFとGが増え6つに増殖していました。しかし流石パリ!綺麗でデザインが洗練されています。おまけに無料で誰にでも使える情報机があり、PC用の電源とLANポートが設置されています。使ってみたかった(^^ |
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フランスのトゥールーズ空港に降り立つと、先に来ていた新婚さん(倶楽部のツアーで知り合った)と無事落ち合い、頼んでおいたバスを探すのですがいません。なぜ? |
運ちゃんも不思議がっていたけど(^_^ゞ何はともあれ、そのバスに乗ってアンドラのホテルへ向かいます。 トゥールーズからアンドラまでは2時間半。バルセロナより、こちらからの方が便がいいです。 国境を超え、23時にはSoldeu地区にある今回のホテル、Montanaに着きました。部屋は小さいのですが、全ての部屋にバスタブがあるのは助かります(^^ 日本人だねぇ。何はともあれ、もう遅いのでお休みなさい(^_^)/~ |
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山の神様のお出迎え 1月16日(日)、17日(月)、アンドラは三週間続いた好天の最中でした。空はどこまでも晴れ渡り、そのほとんどを森林限界点の上にあるオープンスロープが占め、本当に気持ちのいいエリアです。そして、一本の長さが本当に長い!答えられないスキーヤーの聖地です。見てください、←このどこまでも広がるエリアと山の彼方まで続くリフトが、私達を非日常へ誘います。 |
エリアは太古に氷河が削った幾つものボウル上に広がり、谷の下に出来た5つの街を結んでいます。今回ステイしたSoldeuは、ちょうど中間と言えるでしょう。 そのSoldeuエリアのピークTossal de la Llosada(2,560m)にはトイレ→とバーがあります。で、そのトイレですが何と男女共用で、ドアに鍵が無いんですよ(^_^ゞ でも以外に清潔ですが。。 |
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お買い物天国、そして温泉
1月18日(火)、前日から気圧計が下がりっぱなし。低気圧が天候を崩します。午前中しか天気は持たないと判断して、4名で首都のAndorra
la Vellaへ向かいました。 |
アンドラの首都を一言で言うと「街中アメ横」って所でしょうか。表に面した場所はほとんどが店舗になっており、どこまでも続きます。 郊外には大規模な駐車場がやスーパー、デパートホームセンターが沢山あり、この辺は日本と一緒だね(^^ |
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居住区は裏通りの狭い路地か山の斜面にへ
ばり付く様に家やアパートが立ち並んでいるのですが、その街中にも一切平地は無く、狭い階段や坂道で繋がっています。
旧市街と近代的建物は融合して、日本の着物まで売ってたぞ(^_^ゞ 道幅はかなり狭く信号も無いため、赤い服を着たお姉さん方が交通整理をやっていました。かっこいいんだよ。(^^ |
街の中心部の川沿いに、一際目立つガラス張りの塔が見えます。これが最近アンドラの名物にもなった温泉「Caldea(カルデア)」です。水着を着て入るプールのようなものですが、結構楽しいいです。3時間で26ユーロ。初めてだと言うと、係りの方が優しく使用し方を教えてくれます。ホテルのタオルを持って出かけましょう。中にはバーやレストランもあり、お勧めですよ(^^ ↓ランチ10.5ユーロ |
帰りのバスは、一時間ごとにノボテル向かいの郵便局前から出るのですが、かなりのバス停に停まる為に、こむし時間もかかります。 18、19両日とも雪のための途中の坂道で自動車事故があり、時刻表では45分ですが実際は90分以上かかってSoldeuに到着しました。楽しかったけど長い一日が終わりました。 |
この日一日で一番印象に残った映像。朝一で行った首都の中央公園の鴨は、池が凍っているために氷の上を歩いていた...強い(^_^ゞ やはり羽毛か?? |
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そして新雪
1月19日(水)前日の午後から降り始めた雪は大雪になってしまいました。わかりますか?← 下は、Soldeuの街にあった古い教会です。人は住んでいないようですが、夜になると窓に赤い灯りが灯ります。 |
街の人たち皆で除雪をしていました。大切な場所なんですね。 ここアンドラは、スペイン巡礼の道の一つです。この教会にも沢山の巡礼者が訪れるのでしょう。 でも中に入れなかったのが残念でした(T_T) ウルウル |
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この日のホテルの食事です。 毎日バイキングでデザートからメインまで一気に出揃ってしまいます。はっきり言って情緒も何も無いので、疲れちゃいますよね。並ばなくてはいけないし。やはり通常のスタイルが一番です。 |
1月20日(木)朝方雨が降って、エリアの余計な雪を融かしてくれました。 多少湿った雪も、上部はふかふかの新雪です。ただ、風が強くて、他のエリアに行けなかったのが残念!でも、見てください、この景色!! 風のおかげで森の中の連絡路にスキーヤーが押しかけて混雑する場面もありましたが、大満足の一日でした。 |
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スキー最終日 1月21日(金)朝から晴れ渡ったアンドラ。冷え込みは厳しかったのですが気持ちいい!! 何本か長めのコースを滑り、風の無い所で日向ぼっこしながら休憩(^^ 何をやっても気持ちがいい 最後に、長い長いゴンドラを使ってENCAMPと言う街まで昼食を取りに行きました。←見てください。この急な谷を降りていくのです。ゴンドラは一台でに12人を乗せてしまうほどの大きさで、麓の街から来たスキーヤーの朝晩の足になっているのです。 こうしてスキーは全日程を終了しました。大した怪我人も出さずに、本当に良かったです。アンドラのスキーは、本当に気持ちがいいですよ。一度尋ねてみてください。お勧めです。 |
1月21日(金)
朝、少し遅れてバスがやってくる。ホテルの方々には皆で折鶴を折ってお礼に置いてきました。喜んでいましたよ。 |
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空港に到着後、すぐに新婚さんとはお別れ。ここからは二人だけの旅行の始まり始まり。運が良かったらバルセロナで会いましょうね(^^
☆ここで事件発生!! |
そんなこんなで時間を使ってしまい、バルセロナ観光は幻に終わってしまいました。そこで仕方が無いのでバルセロナから一番早くパリに行ける便に変更してもらい、パリ観光に切り替えました。予定が無かったので誰も観光案内を持っていません。そこで飛行機に備え付けの雑誌の地図を切り抜き持参しました。 4人ほど空港に残りましたが、残り6人はクシーは案内所で英語がわかるジャンボタクシーを紹介してもらい、パリ市内へ直行です。パリ市内まで30〜40ユーロぐらいですが、「2時間の観光案内と往復のタクシー代込みで150ユーロでどうだ?」と持ちかけられ、3時間+往復で180ユーロで交渉成立。一人30ユーロですから安い!自分たちだけでは、あまり廻れませんからね。後日運ちゃんの名前と電話番号を公開します(^o^)/~ |
「ノートルダムの鐘」のノートルダム寺院 |
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実際タクシーを雇ったのは正解でした。 シャンゼリゼ通り(凱旋門)から始まり、ルーブル、オベリクス、市庁舎、警察署、オペラ座、ノートルダム寺院、ホテルリッツ、パリ一番のコールガールバーに、マリーアントワネットが投獄されていた監獄やエッフェル塔その他、最高の場所で車を停め、写真を撮らせて、必要に応じてカメラマンに変身し、そして詳しく、それでいて簡単な英語で丁寧にガイドしてくれます。実際問題パリは渋滞がひどいのですが、そこは裏道で抜けて次々案内してくれます。 そして、最後にエッフェル塔の勇姿を見て時間通りに帰りました。しかし、こんな大きな塔の下に来ると、自分はちっぽけだなぁと感じるのです。 色々考えさせられた今回のツアーも、これで終わりです。またみんなで海外に出かけましょうね。(^^ |