くま's倶楽部 スキーもできる旅 in 南半球 Act.8 (2009.10.10作成)

Falls Creek

AUSTRALIA FallsCreek
(オーストラリア フォールスクリーク)
2009年8月15〜24日

前半はカジュアルでおいしいウインターバカンス、後半は初春のリゾート観光
なんとも不思議なOZツアーになりました。



↑をクリックすると大きな地図が出ます。
(1478Kbit)

<<旅の詳細>>
 と   き:2009年8月15(土)〜24日(月)
 場   所:オーストラリア Falls Creek
 航空会社:キャセイパシフィック航空
 往路:成田発香港経由アデレード経由メルボルン
 復路:メルボルン発香港経由成田
 ホ テ ル:
  ●FallsCreek(5泊 朝夕食付き)
    Trackers mountain lodge ★★★★
  ●メルボルン(3泊)
    The Victoria Hotel ★★★
 参加費用:220,000円(ツインルーム)
 手配会社:(有)ユーロスポーツ

<<スケジュール>>
 8/15(土) 成田空港16:30集合
       成田18:30=(CX505)=22:10香港
       香港23:35=(CX105)=
  8/16(日) =13:00メルボルン着
       レンタカーでFallsCreekへ
  8/16(日)〜21日(金)
       FallsCreekその他でスキー&観光
  8/21(金) レンタカーでメルボルンへ
       ワインセラーなどの観光
  8/22(土) メルボルン周辺ドライブ観光!
  8/23(日) メルボルン1日自由観光
  8/24(月) 早朝バスでメルボルン空港へ
        メルボルン7:35=(CX135)=15:05
        香港16:10=(CX508)=21:25成田
       お疲れ様でした。

第一部 いざ、FallsCreekへ

それはダブルブッキングから始まった...\(_ _;)

  突然「実は帰りの飛行機のチケットが取れていない」という電話があったのは、出発二週間前の7/31の話。「もし、他の便に振り替えてくれるのであればプラス一泊分の料金は出します。」という内容に、あわてて参加者に電話をかけまくり、日本への帰国は1日、そして現地では2泊伸びると言う前代未聞の幕開けから、それは始まりました\(_ _;)

  今回の参加者は、くまを入れて4人(数回目会員一人+初参加ご夫婦のの二人)の、超コンパクトな旅、8/15に無事成田に集合して出発です。
  今回使ったキャセイパシフィック航空のメルボルン行き。実は香港、アデレード、メルボルンの三ヶ所を反時計回りにまわるんですね(^^ だから行きだけは成田から香港→アデレードと乗り継いでメルボルン入りします。
  早速到着してからレンタカー会社に迎えに来てもらったのですが、なぜか契約した車種と違うぞ(・_・?)
  日程が延びた関係でレンタカーも一日延長したのですが、それが災いしたのか、ワゴン車(レガシータイプ)を契約したはずなのに、なぜか乗用車が来た\(_ _;)だから荷物を積むスペースが少なくて、空港からレンタカー事務所までの送迎は、こんな感じになっちゃいました(^_^ゞ

  何はともあれ午後15:00にFallsCreekに向けて出発です!片道350Km、長いドライブぢゃ(^^



  今回は一緒にカーナビを借りたので、道案内は大丈夫です。まぁサークルなどの出口を間違ってUターンしたのはご愛嬌ですが(^_^ゞ
 何はともあれフリーウェイをひたすら北上していきます。でもOZ(オージー、オーストラリアの意味)は広すぎて風景が代わり映えしないから、長距離運転って辛いんだよね(^_^ゞ
 途中サービスエリアのハンバーガー屋さんに入って、その大きさに一喜一憂し、牛や羊の大群を見つけては写真を撮って、結構こういう時間も楽しんだよね。
  250Kmほど北上してから、今度は東に進路を取ります。ここまで全く雪の気配どころか山の気配もなし。あと50Kmぐらいになってから、ようやく峠が出てきます。その峠道はコーナー毎に指定スピード(5Km/h単位)が表示され、その表示通りに走るのは至難の技。
 それでも進んでいくと、目的地の30Km手前ぐらいで通行止めの標識が!とりあえず無視して進むと、今度は国立公園の入山料を徴収するゲートにぶつかります。料金はカードで支払えますから、あわてないで下さいね。
 19時すぎに、やっとスキー場に到着すると、今度は雪上タクシーでホテルまで登ります。
 タクシー乗り場に荷物を降ろしてから、レンタカーは係りの車に導かれて専用駐車場へ。そこからその車で乗り場に戻るシステムです。(無料)
 雪上タクシーは←こんな感じでキャタピラの雪上車で相乗りが原則です。

 ちょっと遅くなってしまってホテルではまともには食事できませんでしたが、心づくしの食事とお酒をいただいて、その日は眠りにつきました(--)zzZZ


8/16の夕食。おなか空いたって言ったら、おかわり(大盛り)をくれた〜♪
8月17日(月)雪一時雨のち曇り

 昨晩降っていた雨は雪上タクシーの運転手が言うように雪に変わり、ゆっくりめに起きた私たちを一層の眠気に誘います。

 9時にホテルの暖かい朝食をいただき、外の天気を見て、この日はビレッジ内の探検に決定!歩いてスキーセンターやチケット売り場、スーパーマーケットなんかを拝見〜♪そしたらね、醤油やわさびなんかも売っているのね(^_^ゞ
 休憩で入ったカフェでは、4種類のビールを注文〜、みんなで回し飲みして、これから呑んでいくであろうビールを、思い思いに決めていました(^^v

 ビレッジ内ではハシブトガラスの他、インコとワタリガラス(白と黒のカラス)をよく見かけます。
 OZで一番強い(・・・?)のはインコで、この後ハシブトガラスは餌場を奪われる運命に\(_ _;)
 ホテルの午後はお茶と手作りお菓子が常に用意してあって、いつでもアフタヌーンティ−が楽しめます。そんな心遣いがうれしいですね(^^


 ホテルの夕食は、この日からはちゃんとしたコース料理(^^
 メインなどは数種類の中から好きなものを選ぶタイプ。この日はサーモンとビーフからのチョイスでした。
 しかし前回も思ったけど、ここの料理はおいしいです(^^

この日のメニューはこちら



ミロのジャケットを見たら要注意!

8月18日(火)快晴\(^o^)/

 スキー初日はこうでなくっちゃねd(^_・)
 ゲレンデ自体は、やはり前年の経済ショックの関係か滑っている人が少なめです。ですから、思いっきり飛ばせますよ
d(^_・) そして、一杯滑ってオープンカフェで一休み!

 久々のスキーは体が覚えているので問題なし!まぁ初日は多少の筋肉痛はありましたが\(_ _;)
 ちなみに、『水泳・自転車・スキー』の三つは、一度覚えたら体が覚えていて、何年たってもできるんだそうです。だから、何年もスキーをしていなかった方、またスキーをやりませんか
\(^o^)/
 ←
OZのキッズスクールのスポンサーは『強い子のミロ〜♪』法律で決められたように必ずヘルメットをかぶっています。
 小さい子は一人でリフトに乗っていけない決まりもあるので、小さな子のスクールでは大人に「一緒に乗ってやってください!」とお願いされます。もちろん快く引き受けますよ〜(^^

 スキーはやっぱり、お腹が空きますねd(^_・)
 この日はホテルのすぐ近く、ビレッジ内のCafe MILCHでお食事です〜♪
 ここは野菜を沢山盛ってくれるので、日本人にはありがたいですね〜。アジアチックなご飯も満足のお店ですよ(^^ パンやジャガイモに飽きたら、ぜひどうぞ!
 それと、ここはインターネットカフェもかねていました。
 最近はそれなりに太いインターネット回線がビレッジにも来ていて、ホテルでは無料で無線LANを使用できました。E-mailはもちろん、ためしに日本のアニメを視聴して見たけど、十分満足いく結果でした。みなさんも、ノートPC持って出かけてきませんか(^o^)/~

朝昼夕食まで食べられるCafe MILCH 料理の味付けは、とっても日本人好み♪
 ホテルの小さな小さなバーにかかっている時計です。55555・・・何といつ見ても『5時』。

Time To Drink

 『5時になったら呑みなさい』って書いてあるけどこれでぢゃ、いつでも『5時』やん(^_^ゞ
 結局24時間いつでも呑みなさいって事ね
\(_ _;)

 ちなみに、一緒に写っているのはオーナーの息子さん。6年前にはいなかったから、どちらかから帰ってきたんですね。とってもやさしくて、頼りになります。いろいろありがと(*^・^)CHU〜☆
 このホテルはとてもアットホームで、スタッフもお客さんも、みんな仲良しになります。

 夕方になると、みんなバーの前に集まってきて、そこにコースメニューの一品目を配って歩きます。今ニューヨークのおしゃれなレストランなどで流行の前菜スタイルですね(^^
 こちらがこの日のメニューです。中々豪勢でしょ(^^ FallsCreekではご飯が流行っているそうで、時々出て来るのが日本人にはうれしい(^^
 食事は宿泊客みんな一緒に(^^
 とにかく、お客同士が仲良しになるので一人でも寂しくありません。
 食後にはクラッカーやチーズが出て、お酒を飲みながら語らいの時間です。この時間が、たまらなく楽しいんですよね。
 ホテルにはベビーシッター付きのキッズルームがあって、夕食の間子供たちを遊ばさせています。親御さんもゆっくりできますね(^^

8月19日(水)、この日も快晴!
真冬の(真夏の?)クリスマス

 8月19日夜、ホテルに突然サンタさんが現れた
\(^o^)/子供たちは大はしゃぎ!大人たちもみんなプレゼントをもらって大喜び(^^
 女性たちは、我先にサンタさんとの2ショット写真をねだり、つかの間のクリスマスを祝います。

 実はサンタさんは常連のお客さん。OZでは実際のクリスマスは真夏にあたり、雪のないクリスマスにになってしますので、こうして冬にクリスマスパーティーを開くんだそうです。
 日にちは決まっていなくて、その雰囲気を楽しむだけなんですけどね(^^ でも本当にみんな楽しそうです。
 この日のメニューはこんな感じのみんな一緒にパーティーメニューでした。

スキー最終日

 8月20日(木) 快晴のち曇り。今回は3勝1敗で、まずまずのスキーでした。
 この日は荷造りもあるので午前中だけのスキーです。でも、小さいスキー場ですから端から端までみんな滑れてしまうのよね(^_^ゞ
 天気の神様山の神様、ありがとうございました。

 スキーを脱いで最後の昼食を取りにビレッジ内をお散歩しました。いろいろ不思議なものがあるもんですねぇ〜(^^ 下の写真はその一部です。


マスコットのスノーマン?  道路にあった、なぞの手形...         荷物運搬用のそりはスキーでできてる      雪だるまはなぜか三段式
ラストイベント

 この日の夜は、地域の子供たちによるスキーイベントがあるそうなんですが、それに行ったら夕食はどうなるのかな?なんて思ってたら、流石アットホームホテル、食事が二部制になっていた(^^

 一部の食事をすませてゲレンデに出てみると、ピステンされたバーンとライトアップ、それに大音量で盛り上げる司会者。このビレッジのどこにこれだけに人数がいたのか?と思えるほどの観客、雰囲気がすごく楽しい!!
 そこに、チーム毎に分かれて、スキー、スノーボード、クロスカントリー、スノースクート、そして挙句の果てにはスノーモービルから圧雪車までがパフォーマンスを疲労します。楽しい!!!
 ここの子供たちはいいですね。毎週こんなイベントがあって、発表の場があって、それを楽しんでくれる人たちがいる。スキーも頑張ろうって気持ちになるよね(^^


イベントの映像はこちら!

 イベントの最後は花火で締めくくり。日本でもこんなイベントをやってほしいと思った夜でした。。

 宿の帰ると、手作りのささやかな食事が用意されていました。それをつまんで、楽しかったイベントの話とワインで、FallsCreek最後の夜は更けていきました。

 実は今回、6年ぶりの再会がありました。
 彼は6年前に訪れた時に一人で来ていた方。でも今回は韓国人の奥さんと、4人の子供を連れてきていました。彼はあまりの懐かしさに、家に寄ってくれと住所や電話番号、地図まで書いてくれました。
 そして「お前は友達か?」と何度も何度もくまに聞き、握手を求めてくるのでした。。


6年ぶりに再会したスミットさんと、そのご家族



 写真は宿のおかみさん。相変わらず暖かい方でした。おかみさんは朝食のホットミールを作ってくれます。以下がその写真で、メニューはこちらです。
 メインは「ベーコンとソーセージ、焼きトマトと卵(焼き方は聞いてくれます)」のセットプレートで、スモールとビックがあります。でも、日本人にビックプレートは量的にちょっと大変かな?
 そんな中、おかみさんはくま用にビックプレートの二倍のプレートを作ってくれた〜(^_^ゞ下の写真を見比べるとわかるかな?
 昔と同じで、一人前どれぐらい?ではなくて、旅人を腹いっぱい食べさせようと言う気持ちであふれているようです。本当にいい宿ですよ。ありがとう(^o^)/~

     くま用ビッグビックプレート!ちょっとしょっぱい(^_^ゞ
さようなら、FallsCreek!

 8月21日(金) 私たちの別れを惜しむかのように雨が降っていました。
 ビレッジ内の道路の雪が除雪されてしまったので、無料のシャトルバスで車まで送ってもらい出発です!

 この日は朝食後速攻で宿を後にしたのですが、それには訳が(^^ 実は途中でワインセラーを見つけていたので、そこに寄ろうと言う話になっていたからです。
 行ったのはBOYNTON。最近のOZワインは、コルクを使わず合理的なスクリューキャップを使用するのが特徴です。そして既成概念にとらわれない、遊び心にもあふれたワインは、おいしいものが多いんですよ(^^
  ちなみにくまさんは、ロゼと、それで作ったスパークリングワインをGETしました\(^o^)/


FallsCreekへの街道沿いにあるワインセラー「BOYNTON


セラーの中の風景。とても落ち着きます。

 Euroaのシンボル?    パン屋の看板娘?は恥ずかしがり屋さ〜ん♪   

      駅前のEuroaホテル         公園のバーベキューセット
友の街、EUROA

 フリーウェイを一路メルボルンに向かって走っていくと、途中に先日6年ぶりに再開したスミットさんのいるEuroaがあります。ちょうど昼食の時間だったので、街に立ち寄ってみました。
 彼の家に立ち寄る事はできなかったけど、街のレストランで食事をして、とっても綺麗な公園を散歩して、そして少しだけ街を散策しました。ここは小さいけど、古くて人が暖かい街でした。
 印象的だったのは、公園の東屋に常設のバーベキューセット(電動・コイン式)があること。流石に寒くて使っている人はいなかったけど、近所のおばあちゃんたちが集まって、楽しそうに話をしていました。
 私たちは街のパン屋さんでミートパイを買って、一路メルボルンを目指しました。

 第一部はこれでおしまい!ここまで見てきた恒例の花の数々をご覧あれ!


ユーカリの樹は寒さにも強い!           山道沿いに咲いている木の花           もしかして、日本の梅??


第二部 街と海

いざ、グレートオーシャンロードへ

 8月22日(土)快晴 朝7:00と早めにメルボルン中心街のホテルを出発して、グレートオーシャンロードに向かいました。何でこんなに早いのって?だって市内が渋滞する前に出発したかったんだも〜ん♪
 2時間弱走って南極海へ到着!海沿いのお店で朝ごはんを頂きました。
 海はどこまでも碧く、そして深い色をしています。なぜか故郷「小名浜」の海を思い出しました。
 外は結構寒かったのですが、地元の方々はみんな外でコーヒーを飲んでいます。う〜ん、OZ人は意外と寒さに強いらしい(^_^ゞ



コアラを撮影するなら望遠がほしい!

コアラは突然に?!

 グレートオーシャンロードの中の「ケネットリバー」、ここには野生のコアラがいるとの情報を得て立ち寄ると、そこにあったのは小さなレストハウスが一軒とキャンプ場が一軒だけ。えっ?どこにコアラはいるの??聞いたらキャンプ場の中のユーカリの木にいました(^^ 観光客同士が情報を流し合って、やっとご対面。いや〜野生のコアラは始めて見ました。感動っ\(^o^)/

 今はOZの法律が改正されて、ここでは「コアラだっこ」はできません。それだけに見れるだけで幸せです。私たちには何となく人間を怖がらないカモぐらいが丁度いいかな(^_^ゞ

 途中海に下りて遊んだり、はっとするような美しい風景に車を停めて見入ったり...あまり代わり映えしない風景ではあるけれど、時間はのんびり流れて心が洗われるようです。
 たどり着いたのがApollo Bayという海沿いの小さな街で、そこのスーパーでハム、イチゴ、野菜、パンと飲み物を買い、先日Euroaで買ったミートパイと一緒にベンチで昼食にしました。どう?これだけ見たら、すごく豊かな食生活でしょ(^^



          正気?と思えるような家が何件もあった(^_^ゞ


これだけ見たら...豊かな食生活だよねぇ(^_^ゞ

息を呑むほど美しい風景

 名残惜しいけど、グレートオーシャンロードはここで終了!帰りを考えてメルボルンに引き返します。
 来る時とは違って、途中から山越えをしてA1号線に向かったのですが、山越えの険しい道も最初だけで、後はこんな感じでまったり田舎道(^^
 ここでこの日のために国際免許を取得してきたS氏、Tパパとハンドルを譲って、一路メルボルンに向かいます。レンタカーはこの日までの契約でしたので仕方ないですね(^_^ゞ
 山越えの道は意外に花も多く、それに海沿いの道に比べて、かなり交通量は少ないです。ゆっくり花の写真を撮りながら進みました(^^

山越えの道で見つけた花々
 レンタカーで最後に立ち寄ったのが、St.Andrew'sという街。街道を挟んで向かい合うように建つ、古い二つの教会がシンボルの街で、中々きれいな街です。
 道端に車を停めて、スーパーのトイレを借りたり写真を撮ったり。 実はここからはレンタカー会社まではフリーウェイで一本、残り80Kmぐらい。
 車の旅は、もう少しで終わりを告げてしまいそう。ちょっと寂しい気持ちになりますね。
 お決まりでレンタカーを返却する場合はガソリンを満タンにして返さなければないのですが、返却場所よりどれだけ離れた場所で入れてバレないか...その辺の駆け引きが腕の見せ所(セコイけど\(_ _;))。
 今回は44Km手前の街でガソリン入れたら、何とOZのセブンイレブンってスタンドもやっているんですね(^_^ゞ

 ちなみにOZでは1L110円ぐらい。全てがセルフサービスと言うことを差し引いても、日本より安いぐらいですね。

 夕方暗くなった頃に、多少の迷子はあったものの、無事レンタカー会社に到着。
 結局今回の旅の全走行距離は1260Kmでした。よく走ったね。ご苦労様。
 しかし、道路の最高速が110KmのOZで、この無駄に高いスピード表示はいったい...(^_^ゞ
 ここからホテルまでは、路面電車一本で帰れます。40分も乗るのに料金は3.5ドル、安いね(^^
 ただ社内に券売機はあっても両替はできません。小銭しか使えないの注意が必要です。
 切符は駅近くの売店などで事前に購入することも可能ですので、小銭がない場合はぜひ!


絶対に出ない出せない260Kmなんて表示...どうすんのよ(^^;;

 トラムを使って市内に戻り、夜の世界へ繰り出します。
 食事は夕べ見つけておいた、メルボルンらしい?カフェへ。

 6年前来た時には、随所に見られたメルボルンスタイルのカフェも、今では中華だけではなく日本食、ベトナムなどアジアン料理などのみせが多くなり、以前のメルボルンらしい店はめっきり少なくなっていました。

 そんな中でも小さな路地でひっそりと、寄り添うように営業している三件のお店を夕べのうちに見つけておいたので、そこに食べに行くことに。
 少し寒いけれど路地にテーブルと椅子を出し、生のバンドが音楽を奏でる。いい一日だったなぁ。

街歩きは世界遺産から

 8月23日(日)快晴 観光最終日はご夫婦と別れて自由行動にしました。
 くまさんとS氏は少し早くホテルを出て、まずは世界遺産『王立博覧会ビル』に向かいます。
 最初は市内を走る無料のトラム(茶色のレトロ感たっぷり車両だからすぐわかる)を使って行こうと思ったのですが、時間が早すぎて、結局歩いていく羽目に\(_ _;)
 でも朝のすがすがしい空気の中、とても気持ちがよかったです。
 王立博覧会ビルは誰でも自由に行けるのですが中に入ることはできません。どの辺が世界遺産なのか、いまいちわからない(^_^ゞまぁ写真撮りながらコンパクトで綺麗な庭園を歩くだけでも気持ちがいいと思いますよd(^_・)

 さて、次こそはとトラムに乗って向かったのがフリンダース・ストリート駅...だったのですが、6年前にはなかったウォーターフロント行きの枝線を発見
そのまま海に向かって行ってしまった\(_ _;)まぁこれが宛てのない旅なんだけどね(^^


 ウォーターフロントにはアウトレットモールがあって、何か東京のお台場と似た感じです。
 そこに子供のプレイテントがあったのですが、風船の上とはいえ、3m以上ある高さから単純に飛び降りる!と言うのがあって...すごいですねぇ〜、何か色々な競技でのOZ強さが垣間見える光景でした。ちなみ、やっているのは9割以上女の子でした(^_^ゞ(男の子はビビッてだめ\(_ _;))
 そしてありましたね〜『盆栽屋さん』 海外で人気だとは聞いていましたが、本当に人気でした。


世界遺産の王立博覧会ビルとカールトン庭園

市内周遊のレトロな無料トラムは国際色豊か

アウトレットモールとウォーターフロント

 トラムを使って、やっとこさフリンダース・ストリート駅に到着早速駅前のインフォメーションにやってきました。

        セントポールズ大聖堂とインフォメーション(右下)
 行きたかったのはメルボルンらしい路地が残る(と言われている)LanewaysRoyal Arcade & Block Arcadeという二つの通りです。そこでインフォメーションで聞いてみると、何と最初からこれらを散策するコースができているのね(^_^ゞ最初からここに来ればよかったと思いながらも、地図をもらって出発です。まずは、目の前のセントポールズ大聖堂からね。
 
以前来た時には、こんなにビルに埋もれていなかったような気がするから、やはりここ数年のバブル経済の恩恵なのかな。自由に入れる内部もこんなに豪華だったかなぁなんて考えながら、荘厳な内装に釘付けになりました。


荘厳なセントポールズ大聖堂の内部


通り一本一本に個性と趣がある 歩くだけで楽しい

メルボルンらしさは通りにある?

 少しわかりづらい小路を見つけては中に入り、そして歴史あるたたずまいを感じます。基本的にはアーケードになっているんですね。
 アーケード内には色々なお店ばかりではなく、カフェやレストラン、スーパーなんかも入っています。メルボルン市民の大切な生活の場なんですね。そして一本の通りを抜けたら何かどこかでで見た事がある通りに出たぞ?よくよく見てみたら、なぁ〜んだ、昨夜食事をした通りだったって言うオチが付きました\(_ _;)

 とりあえず小路で見つけたお店で食事にしました。お店には日本人とアジア系の方が働いていて注文はスムーズ♪最後の昼食は、思いっきり『量』で注文しました\(^o^)/

 楽しい時間も終わりです。お土産を買って戻りましょう。
 見つけたのは駅前にあったチョコレート屋さんDarrell Lea
OZのお土産としては安い方かな。
 ただ、チョコレートに見えて実はチョコレートではない(グミみたいなのとマシュマロみたいなの?)ものがあるので要注意!グミ系ははっきり言って...うまくない\(_ _;)



フィッシュ&チップスとお店で一番大きなメニュー?



空港ではかわいいぬいぐるみがお見送りしてくれます

 最後の夜、ネットで紹介されていたベトナム料理の店に行きました。そうしたら...現金でしか支払いができないと言うことで、あわててATMにお金を下ろしに行くなんていうハプニングもあったりして(^^

 そして二次会で行ったのは...Tパパの希望で、何と日本食の居酒屋(食堂)です。明日になれば日本に帰れるのに、何だかなぁ〜(^^
 で、少し高い日本酒を飲んだり、味がまるっきり味噌汁の味噌ラーメンを食べたり(はっきり言ってやめたほうがいい)と最後の夜は更けていきました。
 この写真を見る限り、まるっきり日本でしょ?でもこの店はメルボルンにあるんだなぁ〜(^_^ゞ

最後に

 今回の旅は、思わず日程が二泊も延びる事から始まりました。まぁおかげで野生のコアラも見れたし南極海にも浸かる(足だけだけど)事ができました。縁とは不思議ですね。
 スキーはOZも暖冬で雪が少なく、あまりいい板を持って来なかったのが正解でした。OZのスキー場は、これからどうなってしまうんだろう?
 一説によると、現在太陽の動きは一番活発で、これからどんどん寒くなる周期に入るとか。400年前にイギリスのテムズ川が完全結氷した時と同じようになってくるんだそうです。そうなったら、今より少しは雪が多くなるのかな。
 未来の事はわかりませんが、今できる事を、今やっていきましょう。一緒に世界に滑りに行きませんか。
 くま's倶楽部のスキーの旅に未来がありますように。

このHPでは参加者全員の写真を使わせていただきました。
ありがとうございました<(_ _)>"

お問い合わせ
くま's倶楽部
kumasan@kuma-s.net